■電子帳簿保存法〜適格請求書(インボイス)の保存義務
適格請求書発行事業者には、発行した適格請求書(インボイス)や適格返還請求書(返還インボイス)を保存する義務があります。
○紙で発行した場合
紙で発行した証憑は紙のまま保存するか、電磁的記録として保存します。
・紙のまま保存
売上伝票をインボイスとされる場合、納品書(控)、請求書明細書等、内容が同様である場合は、
名称を問わず納品書原本でなくてもインボイスの控えとして保存できます。
月締の請求書をインボイスとされ、紙保存を行う場合、請求書発行画面の「出力内容」=「(明細式、伝票合計式白紙用紙)請求書控えを印字」
をオンにすると「請求書(控)として控えの印刷が行えます。
・電磁的記録として保存
電子帳簿保存法「電子帳簿等保存」に該当します。
*詳しくは、国税庁特設サイト内、以下を参照ください。
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/pdf/0023006-085_02.pdf
事務手続きを明らかにした書類を作成し、BIZTREK_BackOffice(データ)保存することで対応できます。
*事務手続を明らかにした書類(概要)は、国税庁ホームページ、以下からダウンロード可能です。参考にしてください。
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/0021006-031.htm
*注意*
BIZTREK_BackOfficeでは証憑を修正した場合、修正後の証憑への保存のみ対応できます。
インボイス制度では、発行後の適格請求書(インボイス)を修正して再発行した場合、
修正前と修正後の適格請求書(インボイス)の関連性がわかるようにセットで保存
する必要があります。
修正インボイスの保存に対応するには、必ず紙ベースの控えを保存するか、PDFでの保存を行なってください。
○電子データ(PDF)として発行する場合
BIZTREK_BackOfficeから発行した伝票や請求書等をPDFファイルで保存し、メールに添付して送信する場合は、
電子データ(PDF)のまま証憑を保存する必要があります。
電子帳簿保存法、「電子取引」に該当します。
電子帳簿保存法第7条(電子取引)に対応したい場合は、「真実性の確保」および「可視性の確保」を充足する形で保存する必要があります。
・真実性の確保:保存されたデータが改ざんされないようにする
・可視性の確保:保存されたデータを検索・表示できるようにする
*詳しくは、国税庁特設サイト内、以下を参照ください。
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/pdf/0023006-085_01.pdf
「真実性の確保」
貴社にて「事務処理規程の作成・運用」を行っていただくことで電子帳簿保存法の規程に基づく「真実性の確保」を満たす運用が可能になります。
事務処理規程は国税庁ホームページ、以下からダウンロード可能です。参考にしてください。
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/0021006-031.htm
「可視性の確保」
国税庁ホームページなどを参考に運用方法をご検討ください。
電子帳簿等保存制度特設サイト(国税庁)
https://www.nta.go.jp/law/joho-zeikaishaku/sonota/jirei/tokusetsu/pdf/0023006-085_01.pdf
BIZTREK_BackOfficeでは、各種伝票、請求書、支払明細書等をPDFとして、電子取引要件に従ったファイル名で作成保存が行えます。
また、PDFで作成保存したファイルをメールに添付し一括送信する事も可能です。(V2021,V2023)
★「PDF」保存の詳しい操作方法につきましては、以下を参照ください。
□BackOffice-各伝票・請求書・支払明細書・領収書の「PDF」保存方法
http://website.marvel.co.jp/top/FOV2-0000E99F/FAV2-0000EAA7/S00014B07
★「PDFメール一括送信」の詳しい操作方法につきましては、以下を参照ください。
※V2021、V2023の機能となります。(V2020は対応しません)
□「メール送信機能について.pdf」を参照ください。
=> http://website.marvel.co.jp/top/FOV2-0000E99F/FAV2-0000EAA7/S00014633
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