開始残高登録も損益残高登録も、全く同じ操作です。 ここでは開始残高についての説明を行います。
●開始残高登録の手順
・初期メニューから「開始残高登録」を選択します。
操作方法は、勘定科目登録とほとんど同じです。
開始残高登録メニューでできることは
1.開始残高の登録
2.消費税区分の変更
3.内訳補助科目の登録、追加 です。
開始残高登録メニューでは、損益科目の残高も登録できますので、このメニューで損益科目を入力した場合（期中導入）、損益残高登録メニューは実行しません。
●開始残高登録
開始残高の登録画面の表示方法は、勘定科目登録と同じです。（ ZP03064→勘定科目登録画面）
この画面から、科目一覧ボタン または "当座資産" などの科目分類ごとのボタンをクリックします。
１.残高入力後、
２.下記のメッセージを表示しますので順に”はい”OKボタンをクリックします。
３ .貸借科目（期中導入の場合、損益科目も含む）の残高が正しい場合、(A)の画面を表示します。
(B)の画面を表示した場合、期首残高の登録ができません。
「戻る」ボタンで、現在の残高から集計した開始残高一覧画面を表示します。
資産-（負債+資本）の差額を表示します。
「開始残高試算表印刷」で、印刷した試算表でチェックし、残高修正入力後、再度「次へ」ボタンをクリックして再計算を行います。(A)の画面を表示するまで、再入力を繰り返します。
４ .残高確認画面を表示します。( 資産-（負債+資本）の差額=0）
「次へ」ボタンをクリックします。
 入力を途中で終了しても
入力済みの開始残高は情報として残ります。 終了の時は、"メニューへ"ボタンをクリックして作業を終了してください。
再入力の時、未入力の残高だけ入力→全ての残高入力後、"開始残高計算"の操作をします。
科目体系の設定間違い（消費税税区分が抜けている・コード体系が違うなど）がある場合、警告文を一覧表示します。
それぞれの項目を修正後、もう一度"開始残高計算"の操作をします。
４ .(A)の画面右下、確認ボタンを押すと「開始残高計算」の文字が「期首残高登録」の文字に変わっています。 この「期首残高登録」ボタンを押して、順に表示される画面（次ページ５〜７）のボタンをクリックして行くだけで、開始残高の登録は終了です。
５ .次に［試算表ファイル作成］の画面を表示します。「次へ（作成）」のボタンをクリックします。
（「戻る」ボタンをクリックすると、開始残高確認画面に戻ります。）試算表の作成（開始残高登録）が何度でも繰り返し実行できます。
６ .［初期設定終了］の画面を表示します。OKボタンで、最初の開始残高登録画面に戻ります。
開始残高設定が完了すると、「開始残高登録」画面に「試算表ファイル作成済」と表示されます。
開始残高の修正
あたらめて「開始残高登録」画面を表示し、修正したい残高を修正後、「次へ」ボタンをクリックし、5：完了まで進めます。初めて開始残高を登録するときと同じです。
全ての開始残高を消去するには
1.「初期設定」メニュー=>ファイルメンテメニューの［ワークファイルのクリア］から、「期首残高クリア」ボタンをクリック。
2.「初期設定」メニュー=>ファイルメンテメニューの［BSがバランスしない時の対処］から、「試算表クリア」ボタンをクリック。
上記の操作で登録した残高は全て0になります。
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