|
【雇用保険料率改定(平成21年4月から)に伴う差額調整について】
※差額調整とは?
平成21年4月から雇用保険料が(本人負担分:6/1000→4/1000、7/1000→5/1000)にそれぞれ変更になりましたが、決定したのが3月末であった為、 既に4月分の雇用保険料を旧雇用保険料で控除して、 4月の給与計算を終えてしまった会社もあります。この場合、旧保険料と新保険料の差額を調整する必要があります。当社給与ソフトでは、5月分の給与計算の後、「4月に実際控除した旧保険料と、新保険料の差額」を自動的に計算して、当月の雇用保険料から差し引くボタン(機能)があります。 |
【1】新雇用保険料率
※雇用保険料率を新料率に変更済であることが前提です。念のため、ご確認ください。
「その他」メニューから、「雇用保険料額表」を選択します。雇用保険料額表の画面が表示されますので、新雇用保険料率、A欄:4(/1000)、B欄:5(/1000)を入力します。
【2】対応時期
※5月の給与計算に引き続き行います。(5月の給与が最新月の時に限ります。)
【3】対応方法
※作業の前に、必ず給与データのバックアップコピーをとってください。
※5月の給与計算に引き続き(給与明細書等の帳票出力前に)行います。
※この処理で、「雇用保険」「社会保険合計」「課税対象額」「源泉所得税」「控除額合計」「合計支給額」等が変わります。
★☆★★☆★
1.給与一覧画面の、「雇用保険料調整」ボタンをクリックします。
2.差額計算の対象月は、4月〜4月と表示されますので、そのまま開始します。
3.差額計算が行われ、差額の発生している給与明細の一覧が表示されます。確認のため、一覧印刷を行います。
次に、「差額反映」ボタンをクリックします。
4.差額を反映する月(当月)が表示されますので、確認して「開始」ボタンを押します。
当月の雇用保険料から、差額が差し引かれます。
5.当月の雇用保険料で、差額調整が行われた内容の一覧が表示されます。一覧印刷で確認してください。
6.終了ボタンで「3」の画面に戻り、また終了ボタンで「1」の画面に戻ります。
※備考※
a.差額を反映する月以外の雇用保険料は書き変わりません。
b.画面1の「差額反映取消」ボタンで、差額反映前の金額に戻す事ができます。
c.雇用保険料調整後、給与データを変更した場合は、雇用保険料に反映された差額はクリアされるので、
再度「1」番から作業を行ってください。
●雇用保険料の確認
【差額調整前】
・5月分給与の雇用保険料は、「1,180円」と計算されています。
【差額調整あと】
・5月分給与の雇用保険料は、調整されて、「278円」と変わっています。
画面左下に、調整前の雇用保険料「1,180」と、調整金額「-902」が表示されます。
|
| |