< 前ページ 次ページ >
QP12001
01.導入
1.導入時の注意点
■年頭から使い始める
1.最初の支給が給与の場合
1月支給の給与から順に入力します。
2.最初の支給が賞与の場合
1月支給の賞与から順に入力します。社員情報の「前月社会保険料控除後の金額」欄に、12月支給分給与の、「社会保険料控除後の金額」を入力してください。
■年の途中から使い始める(例:4月から)
※年の途中の賞与から入力を始めたい場合は、社員情報の「前月社会保険料控除後の金額」欄に、前月支給分給与の、「社会保険料控除後の金額」を入力してください。
1.1年間のデータを一貫して管理したいので、年頭〜導入月までのデータも入力したい
4月支給の給与(賞与)から順に入力します。1月〜3月までのデータは、実績入力を使用して手入力してください。または、4月の給与計算を行った後であれば、1月〜3月までのデータは「遡り」処理となり、通常の給与入力を使用して手入力することができます。実績入力、遡り入力は、最新月の処理と並行して行うことが可能です。
2.今年は、年間のデータの管理はしなくてもよいが、年末調整は行いたい
4月支給の給与(賞与)から順に入力します。1月〜3月までのデータは、月毎に入力するか、導入前の支給額合計を3月分として入力します。合計を入力する場合、「基本給」に、「課税手当合計」を、「交通費」に「非課税手当合計」を、「健康保険料」に「社会保険料合計」を、「源泉所得税」に、「源泉所得税」合計を入力しても、正しく年末調整することができます。ただしこの場合は、源泉徴収簿にも、入力した月の実績としてそのまま出力されます。
3.今年は、年間のデータの管理も、年末調整もしない
4月支給の給与(賞与)から順に入力します。過去のデータは入力しません。
2.給与計算業務と『BIZTREK給与Standard』『BIZTREK給与Perect』との対応
ここでは、次のような会社を例にとって、1年間の業務の流れを簡単に説明します。
・給与の締日が20日、25日支払。 ・賞与は、6月30日と12月10日に支給。
・4月昇給。 ・12月25日の給与で年末調整を行う。 |
1.導入準備
●設定処理を行います。
会社情報登録
給与体系登録
部課登録
項目合計の名称登録(給与Perfect)
勤務体系登録
役職登録
自由設定項目登録(給与Perfect)
住民税納付先登録
銀行登録
依頼銀行登録
郵便番号登録(給与Perfect)
社員情報登録
2.毎月の業務
10日・・源泉所得税支払。(特例適用の場合は、1月と7月のみ)
10日・・住民税支払(前月分)
20日・・(給与締日)給与計算。
25日・・給与支払日。
月末・・社会保険料自動引落。
3.月別業務(2.「毎月の処理」以外のもの)
1月10日・・源泉所得税の特例適用の場合支払。(前年度7月〜12月支給分給与)
1月31日・・前年度の法定調書合計表提出。(税務署)
給与支払報告書提出。(市区町村)
4月給与計算の前・・新入社員の登録。昇給入力。
5月給与計算の後・・社員情報の住民税金額入力(今年6月〜翌年5月分まで)
6月給与計算の後・・月額変更届作成。該当者がいた場合提出。(年金事務所) ※1
, 月額変更届該当以外の社員の、算定基礎届作成。 ※2 (→7月1日〜10日までに提出)
6月30日・・賞与計算。賞与支給。支払届提出(年金事務所)。
7月10日・・源泉所得税の特例適用の場合支払。(本年度1月〜6月支給分給与)
7月10日・・算定基礎届提出(年金事務所)。
7月10日・・労働保険料納付書提出。(労働基準監督署)
8月給与計算の前・・月額変更届による等級改定。※1該当者
10月給与計算の前・・算定基礎届による等級改定。 ※2 該当者
12月10日・・賞与支給。支払届提出。
12月給与計算に引き続き、年末調整。
12月末・・年次更新。 (年次更新すると、給与データは、翌年度用に書き変ります。年次更新前に、給与データの複製をとり、それを、本年度用のデータとして保存します。 )
< 前ページ 次ページ >
|