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QS03006
 
 
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QS03006
2.給与入力

5.給与明細入力

勤怠データや、変動項目等の金額を入力します。残業手当や所得税、保険料の金額が自動計算されます。 「2給与入力の手順」(
QP03003 )に従って、給与一覧画面を表示させ、社員をダブルクリックすると、給与入力画面が表示されます。
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【勤怠】
時間の入力は、[会社情報]で登録した「60進法」または「10進法」に従って行ないます。なお、日数や、回数の入力は、すべて「10進法」で行ないます。(例:欠勤日数が1日半あれば、「1.5」と入力します。)


※タイムカード入力処理を行なった場合は、「遅刻早退時間」「時間外勤務時間(普通)」「時間外勤務時間(深夜)」「時間外勤務時間(休日・法定)」「時間外勤務時間(休深・法定)」は
既に書き込まれています。


●所定日数
給与入力処理の最初の画面(検索条件入力)に、給与体系毎に当月所定日数を入力しますが、その日数が表示されます。ここで変更もできます。
●勤務日数
社員が実際に出勤した日数を入力します。日給者の場合は[社員情報の基本給]×[勤務日数]=[給与明細の基本給]となります。有休消化日数は含みません。
●時間外勤務時間(普通)
平日の普通残業の合計時間を入力します。
●時間外勤務時間(深夜)
平日の深夜残業の合計時間を入力します。
●時間外勤務時間(休日・法定以外)
休日(法定以外)の普通残業の合計時間を入力します。
●時間外勤務時間(休日・法定)
休日(法定)の普通残業の合計時間を入力します。
●時間外勤務時間(休深・法定以外)
休日(法定以外)の深夜残業の合計時間を入力します。


『法定』『法定以外』
「時間外勤務時間(休日)」は、2つの入力欄(『法定』と『法定以外』)があります。これは、給与体系の「賃金規定」画面の割増率(「休日普通残業(法定)」と「休日普通残業(その他)」)にそれぞれ対応しています。つまり、「時間外勤務時間(休日)」について、2種類の割増率の設定ができます。1種類の割増率しか必要ない場合は、どちらを使っても支障ありませんが、どちらか一方に決めて、もう一方には間違って入力しないようにしてください。(月により入力欄が違いますと、年間集計等を正しく行うことができません。)
「時間外勤務時間(休日深夜)」についても、同様です。


●勤務時間(上:残業含む)
時間外勤務時間を含んだ、勤務時間を入力します。金額には影響しません。
●勤務時間(下:基準内)
時間外勤務時間を含まない、就業時間内での勤務時間の入力欄です。勤務時間(上:残業含む)から、時間外勤務時間の合計と、遅刻早退時刻をマイナスした時間数が自動計算されます。
※時給者の場合は、[社員情報の基本給]×[勤務時間(基準内)]=[給与明細の基本給]となります。勤務時間(基準内)は、時給者以外の金額には関係しません。
●遅刻/早退(回数)
遅刻/早退の回数を入力します。(計算には関係しません。)
●遅刻/早退(時間)
遅刻/早退の時間を入力します。
●欠勤日数(一般)
病傷以外の欠勤がある場合、その日数を入力します。
●欠勤日数(病傷)
病傷の欠勤がある場合、その日数を入力します。
給与明細書(画面・印刷)には、「欠勤日数(一般)」「欠勤日数(病傷)」が合計されて、[欠勤日数]として出力されます。 欠勤控除は、[欠勤日数]で計算されます。
●公休日数
欠勤扱いにしない、代休や特別休暇がある場合、その合計をここに入力します。
●有休日数
有給休暇の日数を入力します。
●有休残
給与入力処理が「最新」で、はじめて勤怠入力を行なう場合に、社員情報の有休残からコピーされます。有休日数を入力すると自動計算されます。「最新」の場合、給与明細を登録すると、社員情報の「有休残」も更新されます。)
●計算手当1〜5
[計算]手当の回数または日数等を入力します。
        {計算手当(給与体系登録画面で設定)の単価(社員情報に登録)}×(回数)=計算手当の金額
●計算控除1〜5
[計算]控除の回数または日数等を入力します。
        {計算控除(給与体系登録画面で設定)の単価(社員情報に登録)}×(回数)=計算控除の金額
●扶養人数
社員情報に登録されている人数が、給与データの扶養人数として読み込まれ、表示されます。ここで変更した人数は、給与データには保存されますが、社員情報には保存されません。

【支給額】
《手当項目名》
会社情報および給与体系登録画面で入力した名称が表示されます。
青色の欄は、会社情報で登録した、共通手当です。肌色の欄は給与体系別手当(最大13)です。給与体系別手当は、名称が、空欄(未設定)の場合、金額の入力はできません。共通手当は、名称が空欄でも、入力可能です。
●基本給
日給者、時給者の基本給は勤怠データが入力済みの場合にのみ、自動計算されます。
 [月給者][日給月給者]・・社員情報に登録されている「基本給」。
 [日給者]・・・・・・・・・社員情報に登録されている「基本給」×「勤務日数」。
 [時給者]・・・・・・・・・社員情報に登録されている「基本給」×「勤務時間(基準内)」。
●給与体系別手当1〜手当13−−>各給与体系別の手当毎に設定されている区分([固定手当][変動手当][計算手当])により、下記のように自動表示されます。
 [固定手当]・・・・・・・・社員情報に、手当金額が入力されている場合、金額が自動表示されますが、手入力もできます。
 [変動手当]・・・・・・・・手当金額を手入力します。
 [計算手当]・・・・・・・・勤怠データに、回数が入力されていれば、社員情報に登録されている「計算手当単価」×「回数」。
●通勤手当
通勤手当のうち、非課税分の金額を入力する欄です。当月が、(社員情報に登録されている)交通費の「基準月+(支給サイクルの倍数)」に該当する場合、交通費の金額が自動的に表示されます。(手入力も可能です。)なお、支給金額の合計が、非課税限度額を上回る場合、サイクル1に設定されている支給金額で、課税・非課税を自動計算します。従って、サイクルが2つ以上ある場合で、1月の支給金額が非課税限度額を越える場合は、手入力で修正してください。(非課税限度額を上回っているかどうかは、社員情報の「支給区分」と会社情報の「交通費非課税限度額」の表により判別します。)
●課税通勤手当
通勤手当のうち、課税分の金額を入力する欄です。サイクル1に設定されている支給金額が非課税限度額を越えている場合、その課税分が自動的に表示されます。サイクル2・3も使用している場合は、課税限度額の自動計算はされませんので、手入力してください。
●平日普通残業(項目名は、会社情報の「共通手当控除名称」で変更できます。)
 ※勤怠データに平日普通残業時間が入力されている場合、下記のように自動的に計算されます。
 [1]社員情報の、個人別単価に0以外の金額が入力してある場合
◎平日普通残業手当 = 個人別普通残業単価×残業時間
 [2]社員情報の、個人別単価が0の場合
                ◎ 平日普通残業手当  = (給与体系に設定されている計算式による単価×残業時間×割増率)
●平日深夜残業(項目名は、会社情報の「共通手当控除名称」で変更できます。)
 ※勤怠データに平日深夜残業時間が入力されている場合、 下記のように自動的に計算されます。
 [1]社員情報の、個人別単価に0以外の金額が入力してある場合。
                ◎ 平日普通残業手当 平日深夜残業手当 = 個人別深夜残業単価 × 平日深夜残業時間
 [2]社員情報の、個人別単価が0の場合.
                ◎ 平日深夜残業手当 = (給与体系に設定されている計算式による平日深夜残業単価 )× (平日深夜残業時間×割増率)                              
●休日普通残業(項目名は、会社情報の「共通手当控除名称」で変更できます。)
 ※勤怠データに休日普通残業時間(法定以外)または休日普通残業時間(法定)が入力されている場合、自動的に計算されます。
 [1]社員情報の、個人別単価に0以外の金額が入力してある場合.
◎ 休日普通残業手当(法定以外)=個人別休日普通残業単価(法定以外) × 休日普通残業時間(法定以外)
◎ 休日普通残業手当(法定)  =個人別休日普通残業単価(法定)  × 休日普通残業時間(法定)                         
□休日普通残業手当 = 休日普通残業手当(法定以外)+ 休日普通残業手当(法定)
 [2]社員情報の、個人別単価が0の場合.
◎ 休日普通残業手当(法定以外)=給与体系に設定されている計算式による休日普通残業単価×休日普通残業時間(法定以外)×割増率(法定以外)
◎ 休日普通残業手当(法定)  =給与体系に設定されている計算式による休日普通残業単価×休日普通残業時間(法定)×割増率(法定)
□休日普通残業手当 = 休日普通残業手当(法定以外)+ 休日普通残業手当(法定)
●休日深夜残業
 ※勤怠データに休日深夜残業時間(法定以外)または休日深夜残業時間(法定)が入力されている場合、自動的に計算されます。
 [1]社員情報の、個人別単価に0以外の金額が入力してある場合.
◎ 休日深夜残業手当(法定以外)=個人別休日深夜残業単価(法定以外)×休日深夜残業時間(法定以外)
◎ 休日深夜残業手当(法定)  =個人別休日深夜残業単価(法定)×休日深夜残業時間(法定)
□休日深夜残業手当 = 休日深夜残業手当(法定以外)+ 休日深夜残業手当(法定)
 [2]社員情報の、個人別単価が0の場合.
◎ 休日深夜残業手当(法定以外)=(給与体系に設定されている計算式による単価×休日深夜残業時間(法定以外)×割増率(法定以外)
◎ 休日深夜残業手当(法定)  =(給与体系に設定されている計算式による単価×休日深夜残業時間(法定)× 割増率(法定)
□休日深夜残業手当 = 休日深夜残業手当(法定以外)+ 休日深夜残業手当(法定)
●遅刻早退控除
 ※勤怠データに遅刻/早退時間が入力されている場合、自動的に計算されます。
 [1]社員情報の、個人別単価に0以外の金額が入力してある場合.
◎ 遅刻早退控除 = 個人別遅刻早退単価×遅刻早退時間
 [2]社員情報の、個人別単価が0の場合.
◎ 遅刻早退控除 = 給与体系に設定されている計算式による遅刻早退単価×遅刻早退時間×割増率
●欠勤控除
 ※勤怠データに欠勤日数が入力されている場合、自動的に計算されます。
 [1]社員情報の、個人別単価に0以外の金額が入力してある場合.
◎ 欠勤控除 = 欠勤単価×欠勤日数×割増率
 [2]社員情報の、個人別単価が0の場合.
◎ 欠勤控除 = 給与体系に設定されている計算式による欠勤単価 × 欠勤日数 × 割増率
                                
●課税手当合計ー>自動計算。手入力できません。
  支給額合計−非課税手当計。
●非課税手当計 ー>自動計算。手入力できません。
  通勤手当+非課税手当(給与体系別手当で、[非課税]となっているもの)の合計。
●支給額合計 ー>自動計算。手入力できません。
  基本給+給与体系別手当1〜13+通勤手当+課税通勤手当+残業手当(4種類)ー遅刻早退控除ー欠勤控除。

【控除額】
《控除項目名》
会社情報および給与体系登録画面で入力した名称が表示されます。
青色の欄は、会社情報で登録した、共通控除です。肌色の欄は給与体系別控除(最大16)です。給与体系別控除は、名称が、空欄(未設定)の場合、金額の入力はできません。共通控除は、名称が空欄でも、入力可能です。
●健康保険料
社員情報の健康保険料(介護保険料含む)を自動表示。手入力可。(介護保険料欄外表示)
●厚生年金保険料
社員情報の厚生年金保険料を自動表示。手入力可。
●厚生年金基金保険料
社員情報の 厚生年金基金保険料を自動表示。手入力可。


 ※健康保険料、厚生年金保険料、厚生年金基金保険料は、会社情報の社会保険料控除が「翌月」の場合、社員の入社月の給与には自動表示されません。


●雇用保険料
給与体系の雇用保険率が「料額表A欄」または「料額表B欄」で、社員情報の雇用保険欄が「自動計算」となっている場合のみ、自動表示します。
●社会保険合計
健康保険料〜雇用保険料の合計です。手入力できません。
●課税対象額
(課税手当合計)−(社会保険合計)。自動計算されます。手入力できません。
●源泉所得税
自動計算されます。手入力も可能です。一度手入力しても、「再」のボタンをクリックすると、再度自動計算させることができます。
●住民税
社員情報に登録されている金額が、自動表示されます。手入力も可能です。
●給与体系別控除1〜16
[固定控除] 社員情報に、控除金額が入力されている場合、自動表示されますが、手入力 もできます。 
[変動控除] 控除金額を手入力します。
●控除額合計
社会保険合計+源泉所得税+住民税+給与体系別控除1〜16の合計。手入力できません。
●差引支給額
[支給額合計]−[控除額合計]の金額が自動計算されます。
●前月調整(差引支給額の1段下)
「最新」処理で、初めて給与明細入力を行なう場合のみ、社員情報の「前月調整」金額を表示します。手入力できます。
●端数調整 (差引支給額の2段下)
「最新」処理の場合、給与体系情報の、端数処理に端数処理単位が登録されている場合のみ、自動計算します。
●合計支給額
[差引支給額]+[前月調整]−[端数調整]
●現金支給〜銀行振込2
社員情報の支払方法に基づいて自動計算されます。手入力できます。
                                        
【備考】
社員情報に登録されている内容が表示され、手入力による変更も可能です。ここで変更した備考は、給与明細の備考として保存されます。

【ボタン】
●月割交通費
交通費のサイクルが2以上(2カ月以上まとめて支給する)の場合、1カ月分に換算した交通費を表示します。算定基礎届、月額変更届は、月割交通費が集計されます。
●前月複写
前月給与の各手当、控除金額と、扶養人数が、当月給与の各項目に複写されてきます。当月が、最新月であれば、所得税、雇用保険料等は再計算されます。(再計算させたくないときは、実績入力を行ってください。) 勤怠データは複写されません。
●社員情報へ
 給与明細書を表示中の社員の社員情報の表示・変更を行ないます。(社員コードや給与体系コードの変更や、削除はできません。)変更内容を社員情報に保存するには、「登録」ボタンをクリックします。次に、「変更した内容を給与明細に反映させますか?」の画面が表示されるので「はい」をクリックすると、〔氏名・部課・役職・税区分・給与区分・雇用保険・扶養人数を再読み込みします。〕の確認画面が表示されます。「はい」をクリックすると、社員情報の変更内容を給与データに反映させることができます。
●タイムカードへ(QP03004参照)
●明細書印刷
●前へ、次へ
表示中の給与明細を保存して、次(前)の社員の給与明細書を表示します。
●登録
表示中の給与明細を保存して、元の一覧画面まで戻ります


[最新](新規・変更)
今までに処理済の月の中で最も新しい(数字の大きな)月の処理をしている時です。この時には、社会保険料・源泉所得税・残業手当・欠勤控除・遅刻早退控除・現金,振込1,振込2の計算がすべて自動で行なわれます。その他、次の処理が行なわれます。
(1) 登録すると[有休残]が社員情報の有休残に書き込まれます。
(2) [交通費]の支給額が自動表示され、登録すると会社情報の[前回支給月]が更新されます。
(3) 登録すると、[端数調整]の金額が会社情報の[前月端数残]に書き込まれます。

★初回(最新・新規)の時だけの処理
(1)[最新]のときで、[勤怠データ入力]を初めて行なうときは、社員情報の[有休残]が、勤怠データの[有休残]に表示され、[有休]欄に数字が入力されると、[有休残]は自動計算されます。(有休残の手入力も可能です。)
(2)[最新]のときで、[給与明細入力]を初めて行なうときは、社員情報の[前回調整額]が、給与明細の[前月端数残]に表示されます。

これに対し、最新の月より前のデータの処理をする場合はすべて[遡り]の処理になります。
[遡り](新規・変更)
社会保険料・源泉所得税・残業手当・欠勤控除・遅刻早退控除・現金,振込1,振込2の計算は自動計算されませんので、これらはすべて手入力します。
([課税手当合計][非課税手当計][支給額合計][社会保険料合計][課税対象額][控除額合計][差引支給額][合計支給額]のように集計項目となっている場合は自動計算されます。)