売上伝票仕訳転送
●売上伝票・入金伝票を仕訳形式でSYLKファイルにEXPORTします。EXPORTされたSYLKファイルは、弊社『財務管理』ソフトにIMPORTすることができます。
●勘定科目コードはすべてユーザー指定できます。得意先コード→売掛金補助科目と受取手形補助科目の対応や、銀行コード→預金補助科目の対応、販売管理部門→財務管理部門の対応を指定することもできます。
●『明細転記』『日別転記』『合計転記』の3種類の転記方法があります。
【伝票転送操作方法】
■転送条件(1項目)
●伝票転送画面は1〜5項目まであります。
2〜5項目は、仕訳や補助科目、部門の登録で、最初に登録したものが、次回以降も使用できますし、変更も自由です。
●2回目以降は、1項目の日付範囲や伝票種類などを指定するだけで、転送できます。
●伝票転送画面の1項目の「部門別転記有」の欄にチェックをすると、該当勘定科目の補助科目コードには、部門コードが自動的に書き込まれ、仕訳が作成されます。
●伝票転送画面の1項目の「売掛金の補助科目別転記有」の欄にチェックすると、伝票転送画面の3項目で 指定した得意先-補助科目対応表に従い、売掛金の補助科目コードが書き込まれます。チェックをはずすと、売掛金の補助科目は空欄になります。この場合の売掛金コードは3項目で指定したコードが使用されます。(この場合3項目の設定内容は、関係ありません)「受取手形の補助科目別転記有」「預金の補助科目別転記有」についても同様です。
明細転記
明細転記とは、『販売仕入』の売上伝票1枚を『財務・会計ソフト』の振替伝票1枚に転記する方法です。(部門、内訳転記無の場合、売上帳(伝票計)と照合できます)
日別転記
日別転記とは、『販売仕入』の売上伝票1日毎の合計を『財務・会計ソフト』の振替伝票に転記する 方法です。部門別転記無、売掛金内訳科目別転記無にすると、1日分が1枚の振替伝票に転記されます。(部門、内訳転記無の場合、売上帳(伝票計)と照合できます)
合計転記
合計転記とは、『販売仕入』の指定期間内の売上伝票の合計を『財務・会計ソフト』の振替伝票に転記する 方法です。部門別転記無、売掛金内訳科目別転記無にすると、1枚の振替伝票に転記されます。(部門、内訳転記無の場合、売上帳(伝票計)と照合できます)
●消費税を請求書毎に計算する場合でも、データとしては伝票毎に消費税を計算しており、伝票転送の際にも、伝票毎に計算した消費税を仮受消費税の科目コードに集計します。この場合、伝票毎に計算した消費税と、請求書毎に計算した消費税とでは、金額に差がでる場合があり、この調整は請求書本発行の時行われます。伝票転送は、当該締日の本発行が終わってから行ってください。
■仕訳登録(2項目)
●掛売上と現金売上と入金それぞれについて、取引区分別の仕訳を指定します。勘定科目コードは『財務管理』ソフトで使用している勘定科目のユーザーコード(3桁または4桁)で指定します。指定された勘定科目コードや、仕訳について、エラーチェック等は、かかりませんので注意してください。
■売掛金・受取手形科目(補助科目)コード(3項目)
●仕訳に転送する際に、得意先コードを売掛金の補助コードに対応させて転送する場合、それぞれの対応づけを行います。2項目目で登録した『売掛金』のコードが、全得意先の勘定科目欄にセットされて いますから、それぞれ補助科目コードを入力します。内訳科目に転送しない場合は、何も入力しません。コードを使用していない場合は、補助科目コード欄は全部空欄にしておいてください。受取手形の補助コードについても同様です。
●各得意先について、勘定科目コード欄と、補助科目コード欄が表示されます。勘定科目コード欄には、2項目目で登録した『売掛金』と『受取手形』の科目コードが表示されていますが、これを変更することもできます。『tab(return)』キーで『勘定科目コード』→『補助科目コード』の順にカーソルが移動します。順に入力していってください。
●「更新」ボタンをクリックすると、現在設定されている仕訳情報の値で、「売掛金・受取手形コードを一括して更新する事ができます。
■預金科目コード(4項目)
●『販売仕入スタンダードPRO』の銀行本支店コードと、『財務管理』ソフトの預金科目コードの対応づけを行います。
■財務部門(5項目)
●『販売仕入』と、『財務管理』ソフトの部門の対応づけを行います。すべて同じ場合でも同じコードを入力してください。『財務管理』ソフトで部門設定をしていない場合は、財務部門コードを空欄にしておいてください。
●『販売仕入』の複数の部門を『財務・会計ソフト』の1つの部門にまとめてもかまいません。
例)001 大田チーム ・・・・・ 001 営業第1課
002 阪本チーム ・・・・・ 001 営業第1課
【部門伝票転送の注意点】
『財務管理』ソフトで、部門を、商品あるいは商品分類ごとに設定している場合は、この部門別転送機能は使用できません。
『販売仕入』で各種帳表を出力し、『財務管理』ソフトに仕訳入力してください。
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