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※以下、文書をPDFダウンロード :こちら
■「BIZTREK_BackOffice」からの適格返還請求書(返還インボイス)発行方法
適格請求書発行事業者が、 国内で行った課税資産の譲渡等につき、返品や値引き、割戻しなどの売上げに係る対価の返還等を行った場合
には返還インボイスの交付義務があります。
インボイスが施行される2023年10月1日以降の売上に対して、対価のの返還が必要になった際に発行します。
(注)金額が税込1万円未満である場合は、返還インボイスの交付義務が免除されます。例えば、売手が負担する振込手数料相当額を売上値引きとして処理している場合、通常は
振込手数料は、1万円未満となりますので、売上値引きに係返還インボイスの交付は免除されます。内容についてのご質問は国税庁インボイス相談窓口へ(0120-205-553)
※参考=国税庁ホームページQ&A-問28〜30
=> https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/pdf/qa/01-01.pdf
□BIZTREK_BackOfficeから発行する、適格返還請求書(返還インボイス)は以下が確認できるように入力の上、適格請求書保存方式による請求書、納品書(請求明細書)等
を発行します。(帳票のタイトルは「請求書」でも「納品書」でも適格返還請求書(返還インボイス)として発行できます)
□適格返還請求書(返還インボイス)発行前の準備事項
○ 適格返還請求書(返還インボイス)の作成では、伝票明細に取引年月日等の情報の入力が必要となります。
伝票明細入力時は、明細区分=「9.摘要」での入力が必要となりますが、あらかじめ商品マスタに取引区分2=「摘要」のマスタが必要です。
商品マスタに「摘要」マスタ登録が無い場合、商品マスタ(「自社1」メニュー=>「商品登録」)新規登録を以下を参考に行なってください。
(例)商品マスタ「摘要」用
○上記と同様に、月締の請求書にてまとめての値引として返還インボイスとする場合、売上伝票にて伝票明細入力時は、明細区分=「3.値引」での入力が必要となります。
1商品に対する値引ではないため、こちらも摘要と同様に商品マスタに取引区分2=「値引」のマスタが必要です。
商品マスタに「値引」マスタ登録が無い場合は、 商品マスタ(「自社1」メニュー=>「商品登録」)新規登録を以下を参考に行なってください。
(例)商品マスタ「値引」用
◎「売上伝票」から発行する帳票で適格返還請求書(返還インボイス)を発行する場合ー「納品書」「請求明細書」をインボイスとしている場合
「納品書」「請求明細書」にて返品の返還インボイスを作成する例にて説明します。(外税額通知=「伝票毎」設定)
○売上伝票入力画面
・「伝票日付」 対価の返還を行なった年月日を入力。(返品、値引を行なった日)
・「伝票明細」 明細区分=「2」返品、「3」値引 を選択し、商品内容を入力します。
上記の明細に対する返還元内容(年月日、伝票番号等)を、明細区分=「9」摘要を選択->商品コード(予め商品マスタに登録した「摘要」マスタを選択)にて登録。
<適格返還請求書の出力例>
「発行形式」にて適格請求書発行の設定(以下をオン)の上、印刷します。
・「区分記載請求書等保存方式で印字する」
※夏頃リリースのインボイス対応版では、名称が「適格請求書等保存方式で印字」と変更になりますが、機能は同様です。
・「消費税率毎の内訳を印字する」をオンにする。
※複数税率が混在した伝票を発行している場合は◎「明細行に消費税率を印字する」もオンに設定。
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