【平成２０年９月 厚生年金保険料率の改定】
平成２０年９月分から厚生年金保険の保険料率が改定されます。
これに伴い、「給与スタンダード」「給与人事パーフェクト」の「その他」メニュー「健保/厚生年金料額表」の料率変更ならびに社員への適用と、「賞与基本情報」の、厚生年金保険料率の変更をお願いいたします。
【改定時期】
平成２０年9月分保険料（10月末納付期限）から。
【改定内容】
厚生年金保険料率が、次のように引き上げられます。
（改定後）
男子・女子：153.50/1000（被保険者・事業主1/2ずつ負担）
坑 内 員：162.00/1000（ 〃 ）
※厚生年金基金に加入している場合は、各団体にご確認ください。
【ご注意】
算定基礎届による等級の改定も、平成20年9月分保険料（10月末納付期限）からです。
【作業時期と手順】
《１》「その他」メニューの「健保/厚生年金料額表」の再計算と、社員への適用
◆時期 ・・・・ ９月の給与計算の後、１０月の給与計算の前
通常、９月分の保険料は１０月支給分給与から控除しますので、給与計算上で実際にこれらの改定を行う時期は、１０月になります。１０月の給与計算の前 に、料額表の再計算と社員への適用処理を行って下さい。(ただし、９月分の保険料を９月支給分給与から控除している会社の場合は、９月の給与計算の前に行って下さい。)
１ 給与データのバックアップコピー（複製）
作業中のトラブルに備え、作業前に給与データのバックアップコピーをとってください。（冊子マニュアル24頁参照）
２ 新料率の入力、再計算
１）メニューバー「その他」メニューから、「健保／厚生年金料額表」を選択します。
２）現在の健保／厚生年金料額表が画面に表示されます。
画面上部の厚生年金・男子と女子の料率をそれぞれ「153.50」に変更します。（変更前は、「149.96」）次に、坑内員の料率を「162.00」に変更します。（変更前は、「159.52」）
●料額表の端数について：この表の保険料は、被保険者負担分です。円未満の端数は、選択された端数処理方法に基づいて、端数処理されています。端数処理方法を変更するときは、別の端数処理方法を選択後、必ず、保険料再計算ボタンで、保険料を再計算してください。
３）「保険料再計算」ボタンをクリックしますと、新しい料率に基づいた保険料額表に書き変わります。
【↓新料額表】
３ 社員への適用
４）画面上部の「料額適用」ボタンをクリックします。
５）選択画面で、上の方のラジオボタン（社員情報に登録されている等級を元に、料額表の標準報酬月額、保険料を適用する）をクリックして、「適用」ボタンをクリックします。処理がすみましたら、「終了」します。
この処理により、社員情報に登録されている厚生年金保険料が、新料額表の料額に自動的に書き変わります。社員情報を開いて、ご確認ください。
《２》 算定基礎届による、等級の改定
◆時期 ・・・・ 前項《１》の作業の後、10月の給与計算前に、行ってください。
算定基礎届により改定された等級（標準報酬月額）を社員に適用します。
１．社保メニューから、「算定基礎届」を選択します。
２．作成条件を入力する画面が表示されますので、必要であれば、条件を入力します。
３．［作成開始］ボタンをクリックし、次に「確認／修正」ボタンをクリックします。
４．算定基礎届の画面から、「新等級適用」ボタンをクリックします。
５．「全員」ボタンをクリックすると、新しい等級、標準報酬月額、保険料が社員情報に書き込まれ、次回の給与から反映されます。 （「チェック社員だけ」をク リックすると□にチェックした社員だけが対象になります。）
６．登録ボタンで終了します。
《３》 賞与基本情報から、給与体系別に、保険料率を変更
◆時期 ・・・・ 即日〜遅くとも、９月以降支給の最初の賞与計算より前に実施してください。
１）「賞与」メニューから、「賞与基本情報」を選択します。
２）次に、「2.給与体系別項目登録」を選び、登録へ ボタンをクリックします。
※スタンダード版では、「2.賞与ユーザー設定項目登録」を選び、４）へ進みます。
３）給与体系一覧から給与体系を一件ずつダブルクリックします。
４）厚生年金保険料率を、「153.5」に変更します。 ※基金に加入されているお客様は、「賞与厚生年金保険料率」と「賞与厚生年金基金保険料率」を所定の率に変更します。
５）登録ボタン をクリックします。 ※スタンダード版では、２）の画面に戻るので、そのまま終了します。
６）一覧画面に戻るので、他の給与体系も全部同じように変更します。 全部変更し終えたら、終了します。
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