【平成１８年３月 介護保険料率改定のお知らせ】
平成18年3月1日より、介護保険料率が改定されます。これに伴い、「給与スタンダード」「給与人事パーフェクト」の「健保/厚生年金料額表」（その他メニュー）の料率の変更ならびに社員への適用と、「賞与基本情報」（賞与メニュー）の、健康保険（介護保険該当者）の料率の変更が必要となります。手順にそって処理をお願いいたします。この説明書では、政府管掌健康保険の介護保険料率に基づいて説明しておりますが、組合管掌の健康保険に加入されている場合は、本人負担の２倍の率を設定して運用してください。（今回は新プログラムの送付はありません。）ご質問は、03-5774-9559 または 078-923-5536 でお受けいたします。 よろしくお願いいたします。
【改定内容】
●平成18年3月1日から、介護保険料率が、現在の 12.5/1000 から、12.3/1000 に改定されます。 これにより、介護保険に該当となる被保険者の健康保険料率は、現在の 94.5/1000 から、94.3/1000 となります。
【作業時期と手順】
{1}「その他」メニューの「健保/厚生年金料額表」の再計算と、社員への適用
◆時期 ・・・・ 3月の給与算の後、4月の給与算の前
通常、3月分の保料は4月支給分給与から控除しますので、給与算上で実際にこれらの改定を行う時期は、4月になります。3月の給与 算後、4月の給与算の前に、料額表の再算と社員への適用処理を行って下さい。(例外的に、3月分の保料を3月支給分給与から控除している会社の場合は、2月の給与算後、3月の給与算の前に行って下さい。)
1．給与データのバックアップコピー(複製)
作業中のトラブルに備え、作業前に給与データのバックアップ コピーをとってください。(操作マニュアル24頁参照)
2 ．新料率の入力、再算
1)「その他」メニューから、「健保/厚生年金料額表」を選択します。
2)健保/厚生年金料額表が画面に表示されます。画面上の健康保の「介保該当」(下段)の料率を「94.3」に変 更します。(変更前は、
「94.5」)料額表の端数について:この表の保料は、被保者負担分で す。被保者負担分に円未満の端数がある場合は、「事業主が、給与から被保者負担分を控除する場合、被保者負担分の端 数が50以下の場合は切り捨てし、51以上の場合は切り上げして1円となります。」(社会保庁)となっています。
3)「保料再算」ボタンをクリックします。新しい料率に基づいた保料額表に書き変わります。
3 ．社員への適用
4)画面下の「料額適用」ボタンをクリックします。
5)選択画面で、上の方のラジオボタン(社員情報に登されている等級を元に、料額表の標準報月額、保料を適用 する)をクリックして、「適用」ボタンをクリックします。処理がすみましたら、「終了」します。 この処理により、社員情報に登されている健康保・介保の保料が、新料額表の料額に自動的に書き変わります。 社員情報を開いて、ご確認ください。
{2}「賞与基本情報」から、給与体系別に、保料率の変更
◆時期 ・・・・ 2月までの与支給がない場合は即日、ある場合は計算後
1)「賞与」メニューから、「 賞与基本情報」を選択します。
2)次に、「2.給与体系別項目登録」または「2.部門別項目登録」 を選び、 登録へ ボタンをクリックします。※スタンダード版では、「2.給与ユーザー設定項目登録」を選 び、4)へ進みます。
3)給与体系一覧から給与体系を一件ずつダブルクリックします。
4)賞与健康保料率の、介護保険該当者欄の率を、「94.3」に変更します。
5)登録ボタンをクリックします。※スタンダード版では、2)の画面に戻るので、そのまま終 了します。 6)一覧画面に戻るので、他の給与体系も全同じように変更します。全変変更し終えたら、終了します。 | 
