2014年3月31日までに売上げた商品が、2014年4月以降に返品になった場合
返品処理を行う方法は、得意先マスターの「外税額通知」設定により違ってきます。
□得意先マスター画面
*各伝票入力の再、得意先コードを入力すると、入力伝票上部に「外税額通知」設定が表示されます。
●「外税額通知」が「伝票毎」「伝票明細毎」に設定されている場合
返品商品のみの伝票を登録します。
売上伝票(明細)税率を5%で計算させる為、一旦、伝票日付を2014年3月末迄の日付で入力し、明細に取引区分「2.返品」で明細を入力。
また、返品商品の税率が5%である旨を取引区分「9.摘要」を使用して明細に入力し登録します
*取引区分「9.摘要」を使用するには、先に商品マスターで「商品区分2」=摘要 での登録が必要です。
上記で登録した伝票を検索→再度開く(伝票訂正画面)で、伝票日付を従来の伝票日付(2014年4月〜)に変更して登録します。
(伝票日付が2014年4月以降に変更しても、商品コードを再入力しない限り5%の税率のままになります。)
●「外税額通知」が「請求書毎」に設定されている場合
1.商品マスターに税区分=0「非課税」商品として1件マスターを登録します。
2.返品商品のみの伝票を登録します。
売上伝票(明細)税率を5%で計算させる為、一旦、伝票日付を2014年3月末迄の日付で入力し、明細に取引区分「2.返品」で明細を入力後、伝票登録します。
上記で登録した伝票を検索→再度開く(伝票訂正画面)で、伝票日付を従来の伝票日付(2014年4月〜)に変更後、
税抜商品の返品明細の次の明細を「明細挿入」ボタンで追加し、1.で登録した非課税商品の商品コードで返品商品金額の3%金額を入力します。
また、返品商品が内税商品の場合は、同じく次明細を追加し、内税の税率が5%である旨を取引区分「9.摘要」を使用して明細に入力します。
*取引区分「9.摘要」を使用するには、先に商品マスターで「商品区分2」=摘要 での登録が必要です。
●仕入伝票にて返品を行う場合
返品伝票のみの伝票を登録します。
仕入伝票(明細)税率を5%で計算させる為、一旦、伝票日付を2014年3月末迄の日付で入力し、明細に取引区分「2.返品」で明細を入力し、「5.消費税」の明細を入力します。
上記で登録した伝票を検索→再度開く(伝票訂正画面)で、伝票日付を従来の伝票日付(2014年4月〜)に変更します。
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