●エラーメッセージ表示の場合
「アボート」ボタンをクリックして、メッセージ画面を閉じた後、 下記記載の「更新処理が出来ない」を参考に不具合箇所を修正してください。
●更新処理ができない。(BSがバランスしない時の対処)
初期→ファイルメンテから、
[BSがバランスしない時の対処]ボタンクリック、この画面の説明文書に従ってボタンを押していきます。
(1)〜(5)の操作手順に従って、ファイルのクリア、確認、変更、設定などを行います。
それぞれの画面の「メニューへ」ボタンで操作は終了です。
こちら
連続更新の処理を実行するだけで、解決する場合もあります。
例:
連続更新を行う前と後で、「仮受消費税」「仮払消費税」の前月繰越額(税込み)の数字が違っていた。
連続更新を行うことで、前月繰越額が正しい数字で計算された為、貸借が合う様になった。
決算月の更新処理ができていないと、 BS/PL画面に『決算月』のボタンを表示しません。
下記の方法で更新処理を行います。
財務メニューの「月次更新処理」で「連続更新」を選択することで、決算月を含めた全月の更新処理を行います。
決算月だけの更新処理は、「月次更新処理」でなく、下記の方法で処理します。
1)[決算試算表]画面で決算月試算表クリック→決算試算表一覧表示。
2)「決算報告書」メニューを起動→印刷をする必要はありませんので、「決算合計....印刷しますか?」の表示画面でキャンセルの操作をします。
■BSがバランスしない時の対処をしても、更新ができません。
連続更新の処理をしてみてください。
この操作で、更新処理が出来ない原因の「科目」と、貸借バランスが合わない「差額」の数字を見つけます。
例:連続更新をすると「売掛金の残高が変更された」と表示されます。
=修正方法=
試算表クリア→開始残高登録メニューの実行。
■BSがバランスしない時の対処をしても、更新ができません。
即時集計から「税込試算表」を印刷し、前月繰越し/今月残高の貸借のバランスがあっているか確認してみてください。
例:残高で1円違っていたので、伝票検索「金額1円」で検索する。
1円の仕訳で消費税が1円となっていたので、消費税額を0円に変更します。
★基本情報登録で、「円未満の消費税処理」が切り上げになっていると、仕訳金額が1円の場合、消費税額は0.05円ですが、
円未満切り上げの処理をする為、消費税額も1円となってしまいます。この場合、消費税額を0円に変更する必要が有ります。
■BSがバランスしない時の対処をしても、更新ができません。
製造原価を使用しているのに、製造原価の名称欄が空白になっていたのが原因です。
科目名称/略称を登録してください。
この時、ユーザー使用フラグが「*」だったり「¥」になったりしても、更新処理を実行すると、 「¥」だけの表示に変更されます。
■前期未処分利益を変更したと表示されます。
貸借科目の前期未処分利益に補助科目を設定していたのが原因です。
(1)前期未処分利益の期首残高をコピー
(2)補助属性欄をクリック→ブランク欄を選択し、内訳の補助科目を削除します。
(3)1.でコピーした残高を期首残高欄にペースト(または手入力)
(4)ファイルメンテ→『BSがバランスしないとき』の1.試算表クリアと4.開始残高登録→開始残高計算→期首残高登録
→試算表ファイル作成の操作をすることで、更新処理はできるようになります。
当期未処分利益に補助科目を設定することはできないので、代表科目の残高として新年度の前期未処分利益の代表科目残高に移行します。
が、前期未処分利益は補助科目の設定をしている為、補助科目残高0なのに、補助科目を集計した金額として数字を表示(1+2+3=6が正しいのに、0+0+0=6として処理)しています。
更新処理時にこの矛盾に気がついて更新処理の作業を中断している症状です。
■ 開始残高OKで、開始残高登録のメニューは完了し、伝票は未入力なのに更新ができません。
例:初期設定→ファイルメンテ→チェックとメンテナンスの「勘定科目SYLK」で科目情報を読込み、
開始残高計算→登録の操作で、「貸借バランスOK」になっているのに、更新処理をすると貸借バランスがあっていないと表示される。
この場合、科目情報を作成(確認する時)残高の数字表示を「,」表示にしていて、そのデータを読込んでいた為、
補助科目の残高が開始残高に反映していなかったのが原因です。
■BSがバランスしない時の対処をしても、更新ができません。 (即時集計の貸借バランスは合っています。)
製造原価を使用していないのに、製造原価科目(例-諸会費)の入力をしていたのが原因です。
この仕訳を販売管理費(例-諸会費)の科目で入力後、製造原価の諸会費のユーザーマーク(*)を削除します。
この後、「
BSがバランスしない時の対処
」の、 試算表クリア→開始残高登録→伝票検証の操作をします。
他にも、製造原価科目のユーザーマークが有れば、同じ処理をします。
■更新処理をすると、「内訳科目の補助属性が変更された」と表示されます。
試算表クリア→開始残高登録、伝票検証の操作をしても同じメッセージを表示し、更新することが出来ません。
「内訳科目の補助属性が変更された」と表示された勘定科目の科目登録欄を確認してください。
例:補助科目の残高は全て「0」表示なのに、代表科目の合計金額が「***,***」になっていました。
この場合、補助科目の残高に正しい数字を入力し、 代表科目の合計金額が「***,***」になるよう登録します。
この後、開始残高登録の処理を実行します。
■BSがバランスしない時の対処をしても、更新ができません。
(税区分が空白の場合、更新処理が出来ません。)
消費税処理メニューで、消費税試算表の集計をすると、税区分の表示されていない仕訳が表示されますので、税区分の入力をします。
1)財務メニューの「消費税処理」の「消費税試算表」のボタンをクリックします。
2) 伝票番号(例:番号654-明細行2)をメモ書きし、「はい」のボタンクリックしてください。
3)振替・日記メニューから、「伝票検索」で、伝票番号654を検索します。
伝票明細2行目をダブルクリックして表示された「伝票明細画面」で、 消費税区分コードを再入力して、仕訳の修正を行ってください。
■連続更新終了後、更新エラーと表示された場合:下記の操作をしてください。
・初期設定→チェックとメンテナンスの
1)伝票メンテの不要な日記帳・元帳削除ボタン
※不要なファイルが複数あればその数だけ、削除しますのメッセージを表示するので、その都度OKボタンをクリックします。
2)伝票メンテの「全伝票」と「決算月」の伝票メンテボタンをクリックして、仕訳の再作成を行います。
・ 初期設定→ファイルメンテから、
[BSがバランスしない時の対処]ボタンクリック、この画面の説明文書に従ってボタンを押していきます。
操作方法:こちら
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