●データの保管場所
データは、全て「データ」(Win版は「DATA」)フォルダ内に移動して使用します。
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●試算表SYLK、総勘定SYLKフォルダー
会計(財務管理)では、貸借対照表・損益計算書・製造原価計算書を印刷した場合、各データを自動的に試算表SYLKのフォルダにTEXTまたはSYLK形式(出力形式の選択→初期メニューの「環境設定」)で出力します。
月次元帳や年次元帳をExportした場合も、これらののデータは、総勘定SYLK のフォルダーにTEXTまたはSYLK形式で出力されます。
【Macintosh】
【Windows】
※試算表SYLKと総勘定SYLK のフォルダーは、会計(財務管理)を起動すると、会計データと同じ階層(一つのフォルダー内…データ または DATAフォルダ)に自動的に作成されるものです。
もし、間違って削除しても、次に、会計(財務管理)を起動したとき、新しい試算表SYLKと総勘定SYLKのフォルダを作成します。
「BIZTREK財務」 では、 保管場所は同じですが、「BIZ試算表SYLK」「BIZ総勘定SYLK」フォルダが作成されます。
=マルチ版の保管場所=
Mac:HD⇒ユーザー⇒書類フォルダ内に作成。
Win:ローカルディスク⇒ユーザー⇒ドキュメントフォルダ内に作成。
●複数会社のデータ管理
複数の会社の仕訳データを入力する場合、
会計/財務
プログラム1つに対して、複数のデータをもつことができます。
2社目以降のデータの作成は、次のように行います。
◆最初から、複数の会社を管理する場合
「会計」「財務管理」インストール後、
1.ハードディスクにインストールされた『会計データ』を複製→データに会社名をつけ、それぞれのデータで、導入処理を行う。
2.ハードディスクにインストールされた『会計データ』で、一つの会社の導入処理(初期設定)をします。
一つの会社(仮にA社とします)の導入処理終了後、A社のデータをコピーして、一部分を修正します。
同じ方法で、他の会社のデータを作成します。
※会計基本データには、321の勘定科目情報が登録されています。
会計基本データの名称は、Windows版の「会計」は、「KS.4dd」と「KS.4dr」、「財務管理」は「ZP.4dd」と「ZP.4dr」)です。
Macintosh版の「会計」「財務管理」は「会計.data」「財務.data」です。
マスターに共通部分があれば(代表科目、内訳補助科目など)、一社分のデータにマスター登録してから、データの複製をとると便利です。
◆途中から、複数の会社を管理する場合
「会計」「財務管理」のインストーラを使用して、会計(財務)基本データだけを、再度インストールします。
その前に、注意することは、既に運用を始めている会計(財務)データの名称を変更しておくことです。
これを忘れると、基本データが上書きされますから、入力済のデータが全部なくなってしまいます。
運用中のデータと共通の内容のマスターがあれば、TEXT/SYLKファイル経由で[A社データ]から(EXPORT)→[TEXT/SYLKファイル]→[B社データ]に(IMPORT)というように転送することができます。
マスターに共通部分があれば(代表科目、内訳補助科目など)、既に入力済みのデータをコピーして、必要のない部分(伝票、会計年度など)を削除するのも一つの方法です。
●別データの開き方
1)データファイルの選択は、初期メニュー「データファイル切替」で行います。
※データ切替の操作で、データファイルを表示しない時。
プログラムと同じ階層に『データ(DATA)』フォルダを保管してください。
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2)「会計」「財務管理」起動時に、データを指定して開きたい時。
別会社や、前年度のデータ等、現在使用しているデータとは別の場所に有るデータを開くには、「会計プログラム」をダブルクリック後すぐ、「option」(Windows:「Alt」)キーを押し、データ選択画面が表示されるまで押しつづけます。
「どのデータファイルを開きますか」の画面でデータを選択します。
「デモ」ボタンなどで起動したデータを、「有効期限経過後」開いた場合、ライセンス登録画面に「データファイルの切替」ボタンを表示します。
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