●決算メニューについて
決算伝票も通常の仕訳と同じ様に、『振替処理』画面で期末の日付で伝票入力できます。
この場合、「決算報告書」「利益処分案」メニューのみ使用します。
1.決算報告書の印刷 及び 利益処分案の作成をします。
2.決算伝票入力、決算仕訳、及び決算元帳の表示と印刷をします。
決算時に発生する特別な仕訳を入力するメニューが、「決算伝票入力」です。
月次推移などで月毎の比較をする場合、決算月のみ発生する仕訳を12ヵ月目の日付で入力すると、他の月と比較して大幅に変動してしまいます。その為、月次推移を比較する上で不都合を生じることになります。
「決算伝票入力」で処理するとこういった弊害を除くことができます。
3.決算伝票で入力した仕訳は、振替処理→伝票入力画面で入力した仕訳と区別して表示・印刷されます。
4.決算伝票のEXPORT・IMPORTについて
振替処理の「伝票EXPORT」メニューから、"決算月"を選択、 または 伝票種類→"決算伝票"を選択して伝票EXPORTの処理をします。
「伝票IMPORT」では、"決算伝票IMPORT"にチェックを入れます。
5.決算継続処理を行います。
13ヶ月目の残高を新年度の開始残高に転記する処理を行います。
12ヶ月目の残高を新年度に転記する[年度末継続処理]と操作方法は同じです。
a.[決算伝票入力]
b.[決算伝票一覧]
c.[決算整理仕訳]は、[振替処理][仕訳日記]と操作方法は同じです。
これらのメニューでは、決算伝票入力 画面で入力されたものだけを表示します。
[決算月の試算表]
決算試算表メニューの他にも、財務メニューの[即時集計]・[BS/PL]などから印刷ができます。
[即時集計]画面
「決算月試算表」................決算伝票入力仕訳(13ヶ月目)だけを集計して印刷します。
「12月+決算月試算表」......12ヶ月目と決算整理伝票入力仕訳(13ヶ月目)を合計して印刷します。
「決算試算表」...................決算整理仕訳を含んだ年次試算表を印刷します。(1〜12月+13ヶ月目の合計)
「決算報告書」...................事業年度内の仕訳を総て集計して印刷します。 「決算試算表」とは違い、罫線を印刷しません。
※外部報告用の 印刷ですので、集計して合計金額を表示する科目があります。
[BS/PL]画面
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